①プレスから排出される板金部品の整列をパラレルリンクロボットM-2iA/3SLで行います。
②コンベア上を流れてくるワークを画像認識し、ロボットがピッキングして梱包箱へ積み重ねます。
③ピッキングはコンベアトラッキングで行っています。
(コンベアにエンコーダを取り付けることでロボットの動作と同期しています。)
④ピッキングしたワークは梱包箱へ規定枚数積み重ねて排出します。
多品種生産であること、プレス排出速度が速いことから、自動化できずに作業者が積み重ねて梱包していました。パラレルリンクロボットを使用することで、今まで諦めていたサイクルタイムへの追従が可能となりました。吸着で定位置排出を行う事でワークへの傷対策にも役立っています。また、パラレルリンクロボットを採用することでスカラロボット複数台に比べて省スペース化で装置導入することができた事例です。
設備導入で、製品梱包の作業者1人工の工数を削減できた。
自動化により夜間運転が可能となったことで、生産数1.5倍となった。
FA・自動化一覧はこちら