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キュービクルの更新で安心安全!コストダウンにも!

キュービクルの更新で安心安全!コストダウンにも!

キュービクルとは、工場やビル、事務所等の様々な施設に設置されている高圧受電設備です。変電所から送られる高圧の電気を建物内で使用できるよう、100Vや200Vなどの低圧の電気に変換しています。便利な設備である反面、定期点検や更新をしないで放っておくと、自社だけでなく、近隣の住宅や工場、公共交通機関等にまで損害を与える結果になることがあります。

1.キュービクルの更新時期をご存じでしょうか?


早速ですが、皆様キュービクルの更新はお済でしょうか?キュービクルの更新時期は、15~20年ほどと言われています。法令でも、月次・隔月(3か月)点検・年次点検が義務付けられています。上述しました通り、点検や更新作業を怠ると多大な損害を引き起こす結果に繋がる可能性があります。

2.キュービクルの更新を怠ると・・・


キュービクルを定期的にメンテナンス・更新しないと、経年劣化によって故障する恐れがあります。故障と一口に言っても、そこから起こる損害は大きなものです。故障によって火災を引き起こしたり、そこから停電に繋がったりします。自社が停電状態になるだけでなく、近隣地域の施設に大きな損害を与えてしまうことになります。

工場停止
まず、自社が停電状態になると工場の稼動が止まります。それにより生産数が減少します。復旧のための費用もかかるでしょう。食品を扱っていれば、原材料や商品を廃棄する必要も出てきます。また、波及事故として、近隣地域の停電、停電により他社の設備や稼動が停止。スーパーマーケットなど、冷蔵庫を必要とする施設は大幅に商品をダメにしてしまいます。
生活に直結する公共交通機関にも被害をもたらします。その他にも、近くに病院がある場合手術ができなくなったり、患者が治療を受けられなくなるケースも出てきます。これらにより、膨大な損害賠償を請求される可能性があります。

停電した信号機

このような事故を未然に防ぐためには、キュービクルの定期点検・更新が不可欠です。

3.キュービクルを更新することでエネルギーロスの削減に


適正な時期にキュービクルを更新することで上述したような事故を防ぎ、様々なリスクを回避することができます。故障により生産が止まる心配もありません。

下記のグラフは1999年に使用していたキュービクルと、2014年にトップランナー制度が改定された後のキュービクルとのエネルギー量の差を表したものです。トップランナー制度が始まる前のキュービクルと2014年のキュービクルとを比べると、エネルギー変換ロスの削減が約40%実現できたことが分かります。つまり、古いキュービクルから最新のキュービクルに更新することで電気使用量の削減になり、省エネ、コストダウンにも繋がるということです。

1.キュービクルグラフ
※一般社団法人 日本電機工業会「トップランナー変圧器2014」導入による省エネルギーより引用
                                  
2.キュービクルグラフ
※一般社団法人 日本電機工業会「トップランナー変圧器2014」導入による省エネルギーより引用

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株式会社サカエ

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伝動・油空圧機器から検査装置まで扱う技術商社。ロボット導入や画像検査装置導入により生産現場の自動化や省力化を実現させるご提案をします。

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