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全自動加工ラインの実現:タップ加工ロボットシステム(動画付き)

作成者: Engineer Knowledge|2022年11月02日

全自動加工ラインの実現:タップ加工ロボットシステム

概要


軸端面の下穴加工、タップ加工システムです。ロボドリルとロボットを連動させた自動ラインとなりました。ロボットはダブルチャックとして、着脱に掛かる時間を短縮しました。

①ロボットがワークを取り出して、加工治具へダイレクトに取り付けます。
②加工機はロボット退避の信号を受けて、加工を開始します。
③ロボットは加工後のワークを検査装置へ取り付けます。
④検査装置は、加工後のタップ有無・切り粉残りをカメラで検査します。
⑤検査後、ロボットはOK/NG結果別にワークを排出します。


 

ポイント


■タップ有無検査と切り粉残り検査をカメラで行うことにより、省人化が実現した。

■ローダー搬送を行っていた工程をロボット化した。

■ロボット化することにより、投入~排出までを集約することができ、省スペース化することができた。

導入効果


目視で行っていた検査を自動化することにより、作業者0.5人工を削減することができました。
ローダーのような上部空間のメンテ作業が不要になったことで、メンテナンス性がUPしました。




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