当社におよせいただいた様々なご相談及び問題解決についてご案内いたします。今回はベアリング関係の小さな問題解決をご紹介いたします。
【課題・問題点】
輸送機関係のエンドユーザー様は、ショットブラスト装置の投入受け用に普通のカムフォロアを使用していましたが、一か月で交換しているということでした。
そこでNTNのポリルーブカムフォロアを評価していただきました。NTNのポリルーブベアリングとは、熱固形化したグリースが封入されていて、潤滑寿命の向上やメンテナンスの削減に繋がります。2ヶ月程経過しても全く問題ないと評価いただき、ポリルーブの良さを認めていただいております。
【課題・問題点】
ベーキング炉で使用している標準ボールベアリングが、熱の影響で寿命が短く交換作業に時間がとられて困っていると相談がありました。
そこで、FYHのセラボールを提案し、採用していただきました。セラボール軸受はセラミック球と金属製内外輪との組み合わせにより高い耐摩耗性を有し、高温、高速、軽トルク、腐食などの特殊環境で長時間安定した性能を発揮します。交換以降1年以上経過しますが、交換作業を行っていません。
【課題・問題点】
屋外で使用しているファンの軸受が給油できないため、すぐ壊れると相談を受けました。
そこで、FYHのセラボールを提案し、採用していただきました。セラボール軸受はセラミック球と金属製内外輪との組み合わせにより高い耐摩耗性を有し、高温、高速、軽トルク、腐食などの特殊環境で長時間安定した性能を発揮します。交換以降1年以上経過しますが、交換作業を行っていません。
【課題・問題点】
お客様から、乾燥炉のターンロール用ベアリングの相談がありました。現状標準グリスのC3スキマのベアリングを使用しているが、高温化のためベアリングの寿命が短いので、改善したいとのお話でした。
そこで、ベアリングへNOKクリューバーのバリエルタの封入を提案させていただきました。標準グリスベアリングのグリス洗浄と耐熱グリス封入、ベアリング交換工事をパートナー会社様で行いました。その結果、ベアリングの寿命が大幅に延び、ベアリングの交換頻度が減少しました。