オイルコンの精度を保つためには、フィルタの洗浄・交換が欠かせません。フィルタの洗浄は場合(使用環境・条件等)によって、2週間に1度洗浄する必要があります。この洗浄工程が工数を取ってしまう、また、汚れを落としきれず目詰まりを起こしてしまう等のお悩み・お困りごとをよく耳にします。そこで、弊社からお客様の元へ導入させていただきご好評いただいた製品、ダイキン工業(株)様の『ラクフィル』を使えば、お客様が抱えているお悩みを解決することができるかもしれません。ここでは、業界初のオイルコン用長寿命フィルタである『ラクフィル』についてご紹介いたします。
オイルコンのフィルタは定期的に洗浄する必要があります。なぜなら、目詰まりを解消する必要があるからです。フィルタが目詰まりした状態でオイルコンを使い続けると、無駄な電力消費が発生してしまいます。それに続き、加工精度の低下、オイルコンの故障、生産ラインの停止にまで発展する可能性があります。ライン稼働を継続させるためには、冷却フィンをキレイに保つ必要があります。下記では、ダイキン工業(株)様のオイルコン用長寿命フィルタ、ラクフィルについてご紹介いたします。メンテナンス性の向上、消費電力の削減に寄与します。
出展元:ダイキン工業株式会社 油機事業部「ラクフィル」
グラフを見て分かる通り、エアフィルタの場合だと2週間に1回の清掃が必要となりますが、ラクフィルの場合、約1年交換が不要です。その秘密は、独自のマイクロ繊維にあります。通気性に優れた繊維を使用しながらも、オイルミストをブロックする機能があります。フィルタのマイクロ繊維がオイルミストや粉塵をしっかりと捕集することで、冷却フィンが目詰まりせず、洗浄が不要になります(ミスト濃度0.5 mg/m3の場合。過度なオイルミスト・粉塵等の環境では、冷却フィンの洗浄・1年未満でのフィルタ交換が必要になる場合があります)。
上述した通り、目詰まりした状態でオイルコンを使い続けると、無駄な電力消費が発生します。下記のグラフは、エアフィルタとラクフィルを1年間使用した時の消費電力比較イメージになります。
ラクフィルを設置したことで熱交換率の高い状態が維持できるため、凝縮器が目詰まりしたオイルコンに対し、大幅な消費電力削減を実現します(25~30%削減)。(ダイキン運転モデルによる試算です)
年間でオイルコン1台あたり、約470分のメンテナンス時間を削減できます。オイルコンが複数台ある設備をお持ちのお客様にとって、大幅な工数削減に繋がります。
【ラクフィル導入前】
【ラクフィル導入後】
出展元:ダイキン工業株式会社 油機事業部「ラクフィル」
ラクフィルは現在お使いのオイルコンにも取付けることが可能です。その際、オイルコンの洗浄が必要になりますが、弊社ではオイルコンの洗浄、メンテナンスも行っているため、導入の際のお困りごと、ご心配等がある場合はトータルでサポートさせていただきます(オイルコンの洗浄についてはこちら!)。お役に立つことができれば幸いです。
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(1) ダイキン工業株式会社は、油圧機器製品の仕様を予告なく変更する場合がありますので、ダイキン工業株式会社製の油圧機器製品の採用にあたっては、ダイキン工業株式会社の最新の製品カタログをあわせてご参照下さい。
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