改善事例 オイルコン、チラー洗浄
1.【動画】オイルコン、チラー洗浄作業
オイルコン、チラーでアルミの放熱フィンが汚れていると・・・
■電力の無駄遣い(機器の稼働率が上がり電力を消費)
■チョコ停の発生(機器の過負荷による異常信号)
■加工不良、品質低下(温調が不安定になり精度のバラつきが発生)
3.洗浄工程のご紹介【Before After】
トラブルやロスを未然に防ぐには、定期的な洗浄を行い、安心してご使用いただける状態にしておくことが必要です。今回はチラーの洗浄作業の工程をご紹介します。
1.まず、養生できる部分は養生を行います。
2.フィンは黒く汚れている状態。水溶性洗浄液をかけていきます。洗浄液はアルミを侵食しない物を使用します。洗浄液をかけてから、数十分放置します。
数十分後、汚れがだいぶ落ちています。
3.水で洗い流します。
取れにくい汚れがある場合は、この工程を何回か行い汚れを落とします。こういった作業を行うと、冒頭のオイルコンが次のようになります。
オイルコンや室外機といった温調装置は、内蔵される冷却フィンが汚れると効率が下がり、消費エネルギーが増えます。定期的な洗浄を行うことで、余分な電力を削減したり、生産の効率化を図ることができます。
お役に立つことができれば幸いです。