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採用事例:ゴム栓挿入装置 導入による省人化

作成者: Engineer Knowledge|2020年09月24日

 

採用事例:ゴム栓挿入装置 導入による省人化 

概要

ワークへ防水ゴム栓を挿入する装置です。

①ゴム栓を2種のパーツフィーダーで整列させ、挿入ステーションへ圧送。

②モートロンのピッキングフィーダーでワークをピッキングしやすいよう分離させ、 カメラ付きのロボットでピッキングします。

③前工程でピッキングしたワークを挿入ステーションへ搬送、圧送されたゴムをエアシリンダで挿入します。

④ゴム栓を挿入したワークを検査ステーションへ搬送。カメラにて画像検査を実施。

⑤排出。

 

ポイント

・ワークは供給ユニットのテーブルからカメラ付きロボットで取り出すことで、多品種対応を可能にしました。

・通常であればコネクタ用パーツフィーダーが複数台用意されていますが、供給ユニット1台でカメラ付きロボットを用意することで省スペースかつ段取りレス、さらにコストダウンを実現させることができました。

導入効果

  1. ゴム栓挿入装置で2名の省人化を実現。
  2.  
  3. ・サイクルタイム :手作業と比較し、200%アップ。 
  4.  
  5. ・完全無人化したことで昼休み、夕方の残業時間の稼働で生産数を約20%up
  6.  

・2.6年で、設備の投資額を人件費の削減額が上回る。

  1. ・カメラ付きロボットを使用し、多品種対応を可能にし、将来的な品種追加に備えることができた。



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