上述しました通り、モーターやインバータなどの発熱対策が解決できていない、不十分な方には、これからご紹介するTran-Qクレイの検討をおすすめいたします。従来の熱伝導部材では、例えばポッティング材ですと塗布から硬化までの時間がネックだったり、シート状の熱伝導部材だと密着性で課題があったり等があるかと思います。そこで、Tran-Qクレイを導入いただければ、柔らかい粘土状の熱伝導部材のため、工数削減や時間短縮、生産性の向上に繋がります。
【特徴】
1.柔らかい粘土状
→変形自由度が高い・立体、曲面、複雑空間を埋める
2.低粘着で取扱性、リワーク性に優れる
→常温で流れない、高温でもポンプアウトしない・工程が汚れない、設置部位を汚さない
3.電気絶縁性あり
→電気回路、電子部品周辺で使用可能
粘土状のため、変形自由度が高いだけでなく、剥がしやすくリペア性にも優れています。
空気の熱伝導率が0.02W/m・Kに対し、Tran-Qクレイは2.8W/m・Kと、熱伝導率が高いです。
最後に、Tran-Qクレイの適用例をご紹介します。
粘土状であることから複雑な形状にも追随し、設計自由度の拡大に繋がります。
下記にTran-Qクレイの具体的な使用方法に関する動画をご用意しております。点塗布・線塗布のイメージから始まり、超簡単なリワーク方法、振動試験に関してご説明しております。ぜひご活用ください。