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スクリューバルブ組立装置による自動化と人員削減の実現(動画付き)

作成者: Engineer Knowledge|2024年08月26日

 

採用事例:スクリューバルブ組立装置

概要


ベース部品、銅板、蓋の3部品の組立を行う装置です。
1.5秒/1個の能力が必要なため、各ユニットは2個同時処理をすることで1サイクル3秒=1.5秒/1個をクリアしました。

この装置を導入する前は、3名の手作業で組立を行ってました。
この工程を自動化することで、部品供給のみの人員で生産することができるようになりました。

ポイント


・3部品の組み合わせ+各部品の検査を行うため、8工程が必要となりました。

・10分割のインデックスを使用することで工程分けを行い、高速搬送を実現しました。

・銅板は厚さ0.1mmのため、反り曲がりによる変形があります。そのため、切り出しができません。
⇒そこで、パーツフィーダ内で重なりを全て排除し、1枚になったものを順送りにすることで自動化を実現しました。

 

導入効果


3名の手作業から、0.5名分の部品供給のみでの生産となり、2.5人工の削減ができました。
また、内職のような、誰でもできる作業に人工を取られていたものが、2.5名分を他の工程に移動させることができ、他工程の生産UPにも寄与することができました。







お役に立つことができれば幸いです。

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