採用事例:ゴム栓挿入装置 導入による省人化
概要
ワークへ防水ゴム栓を挿入する装置です。
①ゴム栓を2種のパーツフィーダーで整列させ、挿入ステーションへ圧送。
②モートロンのピッキングフィーダーでワークをピッキングしやすいよう分離させ、 カメラ付きのロボットでピッキングします。
③前工程でピッキングしたワークを挿入ステーションへ搬送、圧送されたゴムをエアシリンダで挿入します。
④ゴム栓を挿入したワークを検査ステーションへ搬送。カメラにて画像検査を実施。
⑤排出。
ポイント
・ワークは供給ユニットのテーブルからカメラ付きロボットで取り出すことで、多品種対応を可能にしました。
・通常であればコネクタ用パーツフィーダーが複数台用意されていますが、供給ユニット1台でカメラ付きロボットを用意することで省スペースかつ段取りレス、さらにコストダウンを実現させることができました。
導入効果
- ・ゴム栓挿入装置で2名の省人化を実現。
- ・サイクルタイム :手作業と比較し、200%アップ。
- ・完全無人化したことで昼休み、夕方の残業時間の稼働で生産数を約20%up
・2.6年で、設備の投資額を人件費の削減額が上回る。
- ・カメラ付きロボットを使用し、多品種対応を可能にし、将来的な品種追加に備えることができた。
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