協働ロボット導入による自動化・省人化【ディスクSET確認機】
概要
FANUCの協働ロボットCRXを用いて、手作業の自動化を行いました。
従来は作業者1名が常時作業をしていましたが、協働ロボットを導入したことにより、ワーク供給以外の部分を自動化することができました。
①ロボットは2種類のディスクを交互に治具に積層します。
②積層後、ロボットで起動ボタンを押すと、センサでOK/NGの判定をします。
③タッチパネルに表示されたOK/NG結果をロボットのハンドカメラで認識します。
④OK品を持ったロボットが排出架台にワークを搬送します。
ポイント
■既存の積層治具にロボットを追加したため、安価に製作できた。
■協働ロボットを使用することで、安全柵無しで省スペース化することができた。
■協働ロボットのため、ワーク供給と完成品取り出しは装置を止めることなく作業できる。
導入効果
設備導入で、組立作業者の0.5人工を削減できました。
それに伴い、作業者は空いた時間で他の工程の作業を受け持つことができました。
⇒この協働ロボットを導入したことで、他工程の省人化検討が活発化しました。
以上が、協働ロボット導入により作業者の0.5人工の削減を実現することができた事例です。
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