計測・測定業務のお悩み、解決します!【テレメジャーⅡ】
計測・測定業務というと、「人がノギスやマイクロメータを使って、そのデータを手書きで入力する」という姿が思い浮かぶのではないでしょうか。そんな測定業務において、お客様からよくいただく声として「手書き・手入力だとミスが起きる確率が高い」「測定業務の効率化を図りたい」等があります。人の手が介在すると、どうしても人的エラーが起きてしまいます。今回は、面倒な測定データの手書きを無くしたり、入力ミス・転記ミスを無くすのに役立つ製品をご紹介します。
1.テレメジャーシステムのご紹介 QC PRO EX Plus機能【ベクトリックス(株)】
【動画概要】
【QC PRO EX Plusとは】 00:25~
エクセル自動入力用ソフトウェア。
テレメジャーシステムで無線送信した測定データを、エクセルシートに直接入力するためのアドインソフトウェアです。
【テレメジャーシステムとは】
デジタル測定機器に送信機を取り付けて、パソコンに接続した受信機を経由し、測定データをパソコンに無線入力するためのシステム機器です。
【測定データを任意のセルに自由に入力】 00:47~
テレメジャーシステムで無線送信した測定データは、縦方向、横方向、離れたセルなど、任意のセルに自由に入力することができます。エクセルで作成した、各社独自の検査成績書をそのまま使用することができます。測定データは、測定器に取り付けたトランスミッタ(送信機)にID番号を設定し、その番号を識別して入力します。基準値、公差を設定して、入力したデータの合否を判定することができます。判定はパソコンから出力される音と入力したデータの色で判断することができます。
数値データではない、外観検査などの合否については、合格・不合格等の文字を入力して登録することができます。ID番号が一致したノギスを使って数値を無線送信します。0以外の数字を入力することで、合格を表示。0を入力することで不合格を表示します。キーボード入力にも対応しています。
【入力したデータのキャンセル機能】 05:10~
データ入力後、同じ箇所を測り直したい場合、トランスミッタのCボタンを押しながらデータ送信することで直近のデータを消去することができます。手元でできるため、パソコンのキーボードやマウスを使うことなく消去し、そのまま測り直して続けてデータ入力をすることができます。
【4か国語対応】 05:54~
言語を選択することによって、日本語・英語・中国語・韓国語に切り替えることができます。
上記説明以降は、オプション機能に関する説明です。ご興味のある方は、ぜひ動画をご覧ください。
2.テレメジャーⅡの基本的な構成
基本的な機器構成は上の図の通りです。デジタル測定器、それに取り付けるトランスミッタ(送信機)、データレシーバ(受信機)、受信機のデータを表示するパソコン、ソフト、という構成です。
3.工場での導入事例
その他導入事例を簡単にご紹介します。
【自動車メーカー様】 1ラインで1名の削減を実現!
(テレメジャー&QC PROシリーズ導入前)
1名がドアとドアの隙間をノギスで測定・計測をし、もう1名がシートに結果を記入した後、パソコンにデータを入力して統計処理をしていました。
(テレメジャー&QC PROシリーズ導入後)
ノートパソコンを現場に持ち込み計測。
自動入力してくれるため、現在は1名で作業しています。1名の人員削減に繋がりました。
【金型メーカー様】 計測時間を大幅に短縮・残業時間短縮!
(テレメジャー&QC PROシリーズ導入前)
製造ロットは少数ですが、1個当たりの測定箇所が多く紙ベースで管理をしていたため、計測に時間がかかっていました。
(テレメジャー&QC PROシリーズ導入後)
パソコンでの管理に移行できたため、リピート品等の寸法分析がスムーズに行えるようになりました。手書きがなくなったため、残業時間も短縮させることができました。
お役に立つことができれば幸いです。